février 2013アーカイブ

妊娠初期の手続きについて

ちょっろっと妊娠関連手続きについてご紹介。

妊娠が確認されると、まず行うのはdéclaration de grossesse(妊娠届けの提出)。

お医者さんからPremier examen médical prénatalという3枚綴りの用紙を渡されるので、それを自分の住んでいる地域のCPAMCAFに送付する。

これは、妊娠3か月が終わるまでに送付しないといけない。

これでのAssurance MaladieCAFに妊婦登録される。

Assurance Maladieからは妊婦検診の予定表、CAFからは出産手当申請用紙が送付されてくる。

出産手当申請書は、必要事項を記載し提出書類を揃えてCAFに郵送すると、後日、受給資格の審査結果が返送される。

それ以外は、分娩病院選びと登録と必要な場合は、託児所への登録。

どちらも、病院、住んでいる市町村によって時期が違うので、早めに登録時期をチェックしておくのがベター。


妊婦検診


フランスでは、妊娠3か月までに1回目の検診を受け、4か月目から9か月まで毎月1回、計7回の検診と、妊娠3、5、8か月に行われる3回の超音波検査が妊娠中の定期健診となる。

その間血液検査、尿検査なども定期的に処方されるし、必要があれば検診や超音波検査が追加される。

定期健診の為に勤務時間を抜ける場合、この時間は欠勤扱いとされないので、勤務先へ定期検診予定表のコピーを提出し、定期健診日にはその旨を連絡を忘れずに。

この妊婦定期健診費用は、100パーセント健康保険でカバーされる(*)。

また妊娠6か月目から、出産12日後までは、全医療費は、100パーセント健康保険でカバーされる(*)。


出産手当


CAFから出産準備の為に支給される一時金で、妊娠7か月目に支給される。

2013年現在支給額は912,12ユーロ。

支給条件は、フランスに定期的に滞在しており、1年のうち6か月間フランスに居住していることと、所帯収入が規定の所得制限内であること(下記参照)。

例えば、2013年の所得制限は共働きの両親で子供がおらず、一人目の子供を出産予定の場合2011年の所得が46014ユーロが上限となる。

また、ミチュエルによっても出産手当が支給される場合があるので、こちらは各ミチュエルに問い合わせください。

扶養人数 片親のみ働いている場合 共働きの場合
1 34 819 ユーロ
46 014 ユーロ
2 41 783 ユーロ 52 978 ユーロ
3 50 140 ユーロ 61 335 ユーロ
1人追加毎 +8 357 ユーロ +8 357 ユーロ


(*)ただし、医療費がセキュリテ・ソシアル基準額部分のみで、基準額超過分は自己負担、または加入ミチュエル(共済保険)から払い戻しとなる。

マッサージオイル

妊娠してお腹が大きくなると気になる妊娠線線。

その予防用にマッサージオイルやクリームなどが色々ある。

自然成分で、さらっとした使い心地、匂いも強くないものがいいなぁ、と思って使い始めたのが
Weledaの妊娠線ケアマッサージオイルHuile de Massage Vergetures

今までマッサージオイルを使ったことがなかったけど、これが大ヒット。

肌へのなじみがすっごく良くて、べとつかず、さらっとした使用感。

だけど、肌はしっとりしていい感じ。

匂いも、ほんのりとした甘い柑橘系の香りで、強くない。

めんどくさがり屋の私は、一日一回お風呂上りにつけるだけだけど、それで十分肌はしっとりすべすべ。

それが気に入って、今では、妊娠線に関係ない乾燥が気になる部分にも塗っている。

そして、予想通りの効果で、塗り始めて数日で、お肌の乾燥がすっかり改善。

飽きっぽい私も、2本目に突入し、すっかりご愛用中。

薬局や、パラファーマシー、ビオ(オーガニック)ショップなんかで、15ユーロ以下で購入できるはず。

ただ、日本の値段を見てビックリ!!このお値段だと買わないかなぁ。。。


レストラン パリ さぬき屋

パリでうどん屋さんといえば、国虎屋。

行ったことがないが、美味しいという話は聞く。

が、うどんなのに(って失礼ですが)値段が高いのと、外から見る雰囲気からしてくつろげなさそうだし、行った人からも、そんな話を聞くので足が向かない。

で、もう一軒あるうどん屋さん、さぬき屋。

こちらも、国虎屋よりは少々安いが、やはり、うどんにしては高い。

が、たまたま行こうと思っていたレストランが休みだったので、通りすがったさぬき屋に行ってみることにした。

くつろげっるって感じじゃないけど、気にせずゆっくり食事できるし、居心地的自体は悪くない。

選んだのは、私はぶっかけ天ぷらうどん18ユーロ、相方はかき揚げおろしうどん。

うどんもお出しもなかなか美味しかったけど、天ぷらは、改善余地ありかな。

とはいっても、久々に食べた腰のあるうどんに大満足。



samukiya


さぬき屋
9 rue d'Argentil  Paris01
営業時間 11時半 - 22時(無休)
 

ベビーカーとチャイルドシート

べべの誕生を前に準備するものは色々あるけど、そのうちの一つがベビーカーとチャイルドシート。

特に、チャイルドシートは出産後の退院時にすぐ必要。

それにしても、なんて種類が沢山あるんだか!

ベビーグッズって、本当に、直面しないと知らないことがいっぱい。

まずは、Poussette(ベビーカー)タイプについて。

1)Landau
生後直ぐに使用したい場合は、赤ちゃんが180℃水平に寝れるベビーカー。

ただ、このタイプの試用期間は、首が座ってくるま6か月くらいまで。

多くの場合、ベビーカーの椅子の部分が取り外しできるようになっていて、そこにNacelleと呼ばれるゆりかごのようなものを取り付けるタイプが多い。

この、NacelleGroupe0タイプ(ベットタイプ)のチャイルドシートを使用するメーカーがほとんど。

ただ、そうでない場合もあるので、購入前に確認をお忘れなく。

2)Siège coques
ベビーカー本体に生後すぐから13Kgまで使用できるGroupe0+タイプのチャイルドシートを取り付けるタイプ。

ただし、このベビーカーは水平に寝れるわけではないので、一日の使用が1時間半以内を推奨されている。

3)Hamac
いわゆる一般的な座るタイプのベビーカー。

180℃リクライニングタイプであれば、生後すぐから使用可能だけど、基本的には赤ちゃんの首の座った6か月目以降。

軽くてコンパクトに折り畳めるPousette canneもこのタイプだけど、こちらは生後8か月以降。

よくあるのが、この3つのタイプを組み合わせた、DUO(NacelleまたはSiège coques+Hamac)やTRIO(Nacelle+Siège coques+Hamac)と呼ばれるセット販売。

この場合は、チャイルドシートとして車に固定する場合に、別売のベースが必要かどうかという点の確認が必要。

実際に購入モデルを選択するには、大きく分けて2つのモデルから選択することになる。

コンパクトで軽量なCitadineタイプと、あらゆる路面で快適性の高いConfortタイプ。

大きな違いは、本体、タイヤの大きさと重量で、当然ながら、Citadineタイプはコンパクトで軽く、Confortタイプは大きくて、重い。

これは生活スタイルに合わせて選択するのみだけど、どっちのいい所も欲しいので、この点も悩みの種。

次に、Siège auto(チャイルドシート)。

チャイルドシートは体重によってタイプが分かれている。

Groupe0:生後すぐの新生児から10Kg(約6か月)までが使えるNacelle
Groupe0+:生後すぐの新生児から13Kgまで使えるCoques
Groupe1:9から18Kgまで使えるチャイルドシート
Groupe2/3:15から25/36Kgまで使えるチャイルドシート

どちらも新生児用チャイルドシートのNacelleCoques

Nacelleは赤ちゃんが水平に寝れるタイプで、赤ちゃんにとってはこちらの方が快適で、長時間使用可能。

Coquesは、Nacelleに比べ衝撃吸収性が高いけど、一日の使用は1時間半以内を推奨されている。

また、Nacellesは、Coquesに比べて、大きくてかさばり、重いので、長距離ドライブの場合はNacelleがいいけど、ちょっとしたお買いものなんかのお出かけにはCoquesの方がコンパクトで便利。

さてさて、我が家のベビーカー選び。

もともと、週末は公園や森にお散歩に行くことが多いし、初夏生まれだから、天気も良くて外出もできるはずだから、Confortタイプかなと思っていた。

ただ、我が家の車はClioとコンパクトカーなので、車のトランクに収まってくれるサイズでないと困る。

ネットで性能やサイズ、値段をチェックして、お店も色々見て回ったて色々なモデルを試してみた。

実際に手にして試してみるのは、やっぱり大切だ。

お店で、色々なタイプを見て試してみたら、Citadineタイプ折り畳んだ時のコンパクトさと、椅子部分を付けたままでもワンステップでコンパクトに折り畳める姿をみて感激☆☆

おまけに、Confortタイプだと13Kg前後なのが、Citadineだと10Kg未満と重量の点でも魅力的。

浮気心がメラメラと湧いてきたけど、べべがちょっと大きくなってからコンパクトタイプを買うのもありか、と結局初心貫徹してConfortタイプにすることにした。

そんなこんなでベビーカー探ししていた時、相方の同僚に教えてもらったプSauvel Natal

メジャーなモデルはそろっているし、シーズン通して安いとのこと。

今までネットでもお店でもなかった見たいモデルがこのサイトにあったので、実物があるかも、とパリ15区にあるお店に行ってみた。

と、たまたま行った日がソルド最終日ということもあるのか、ネットの価格より店舗ではさらに割引しているという。

確かに、ネット価格も他と比べて安い方だったのだが、プラス店頭割引割後の値段は今まで見た中で最安値ライン。

出産予定がまだ先だと話すと、それなら、今日値引きされた金額で注文して前金を払い、引き取りを出産予定日近くにすれば良い、と。

そうすれば、商品の保証は引き渡し日からになるし、引き取りまでに、他のモデルに変更したければ、それも可能だという。

そんな訳で、そこでも数種類を試して、Confortタイプで比較的コンパクトに折り畳めるBebe ConfortELEAにすることにした。

折り畳みも簡単で、2段階折りできるのでかなり本体自体はかなりコンパクトになる。

ただシート部分は折れないので、そのままの大きさだけど、作りはしっかりしているし、シート部分は低反発素材で快適そう。

もちろん、タイヤ部分は衝撃緩衝装置付きで、走行性も快適。

ネックは13Kgという重さと、横幅の広さだけど、ま、これは仕方ない。。。

一緒に、ベビカーに取り付けられ、チャイルドシートとしてもも使えるNacelleCoques、それを車に設置するベースを注文して、長かったベビーカー探しも一件落着!


possette.

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