3月8日(月)

気がつけば、3月も始まって1週間。
なのに、ディジョンは、相変わらずのお天気。
天気予報の最低気温が、やっとマイナスから脱出した。
これって、春の気配…??
こんな感じなので、相も変わらずマフラーと手袋が必須アイテム。

この一週間何をしてたという訳でもないのに、あっという間に過ぎ去った。
暇さえあれば、スーパーか街をブラブラしてるからかなぁ~。
ちょっと、生活を変えなきゃなぁ。

フランスの学校は3月の最初の週は、1週間のバカンス。
なので、ブルゴーニュ大学もCIEFを除いて、全てお休みだった。
図書館は開いてたけど、レストランもカフェテリアも休み…。
バスもバカンスダイヤで、本数が少しだけ少なくなってた。

ちなみに、学内にはRestarent Universitaireが2つ、街の中心に1つある。
カフェテリアは、学内に数箇所あって、petit café0.6ユーロ。
自販機のみのカフェテリアもある。(自販機のpetit café0.5ユーロ)
チケットを事前に買わないといけなくて、1枚か10枚綴りのカルネを買う。
学生は、1食2.6ユーロ。

私が週に1~2回行っている学食は、授業を受けている隣にある。
そこは、グリル、魚、イタリアン、トラディッショネルのSalleに分かれてる。
各Salleとも、2~4種類のメインディッシュが選べる。
Salleによって多少違うけど、基本コースはパン+サラダ+メイン+付合せ+デザート。
イタリアンの場合はパン+サラダ+パスタorピザ+デザート+飲み物。
魚の場合は、メインだけで2.6ユーロ、ちょっと高い。
味は…まあ、値段からご想像していただけるかと。
美味し~って食べることはないけど、この金額だと十分という感じかな。


3月10日(水)

相変わらず、compréhension oraleが私の悩みの種。
カセットでインタビューを聞いたり、ビデオを見てもなかなか分からない~。
「もう1回見ますか?」ってきかれると 「Oui!」いつも即答!
なので、Centre de ressourcesでカセット教材を借りることにした。

Centre de ressourcesには、新聞、雑誌、本やビデオ、教材なんかが揃ってる。
そこのマダムに、どんな物を探してるかを説明すると、適当な教材を選んでくれる。
その場で、読んだり聞いたりもできるし、貸出(1週間)もOK。
ただし、借りる場合は、保証金として20ユーロが必要(もちろん、返して貰える)。

CIEFでは、1学期中に3回の試験があるそう。
期間中に2回と、最後にExamen Finalがある。
Diplomを得る為には、この試験と日常評価を併せて50%以上が必要になる。
日常評価は、教師によって違うけど、授業の出席、小テスト、宿題の提出などなど。
一応、試験の比重を軽くして、Diplômを得やすいようにということらしいけど。

ちなみに、クラス変更期間も2月で終了したので、クラスのメンバーも固定した。
結構、入れ替わりがあって、私のクラスの国籍は
中国5人、日本3人、韓国2人、アメリカ、イラン、スペイン、ブルガリア、ベトナム各1人。
でも、全員が揃ったことって…あったかなぁ~?
私のクラスの授業の出席率はだいたい60~70%くらいかな。
だいたい10~13人くらいで、出席するメンバーは決まってる。
たまに出席率がいいと、生徒が多くてびっくりする。

ちなみに、授業を受ける場所は、Niveauによって違う。
Niveau1、2はcentre villeと大学の中間くらいのところらしい。
Nivezu3~6は大学内の校舎で受けている。
前期は、Niveau3の授業はRésidence(寮)で授業があったそう。
大学の校舎の空き具合による、ということらしい。

今日は洋梨のタルトを作ってみた。
洋梨が安いし、簡単なので、時々作る。
材料は、タルト生地、洋梨、アーモンドパウダー、バター、卵、砂糖。
材料をまぜて、洋梨を切って、並べて、焼くだけ。
あぁ、食器が欲しい…でも、引越すことを考えると、今は我慢だ。


3月13日(土)

初めての、国際学生寮訪問。
Centre Villeからバスで15~20分位のところにある。
入口には受付があって、24時間受付の人がいるらしい。
それから、自販機とテラスがあって、ピアノ、卓球台が1台づつあった。
ここで集まってご飯を食べてる人や、勉強してる人もいる。


覚えている限りで、紹介すると…
テラスを中央にして、左右にA、B棟がある。
各棟は5階建で、各階30部屋ほど(もちろんエレベーターなどない)。
部屋には机、椅子2個、ベット、洋服棚、冷蔵庫、洗面台、ヒーター完備。
シャワー、トイレ、キッチンは共同。
シャワー(3個)、トイレ(男女別各1個)は各階に2ヶ所。
キッチンは、電気コンロが4口あるのみで、電子レンジ等、他にはなにもない。
A、B棟ともあまり違いはないと思うけど、A棟の方が少し備品が古いが部屋は広い。
部屋は、週1回、掃除をしてくれるらしい。

寮でずっと暮らせるかどうかは、まあ、本人次第かな。
寮にいて出たいという人もいれば、まあここでもいいよと言う人もいる。
共同スペースは、まあ、綺麗とはいけないけど、使えないほど汚い訳でもない。
私は、やはり、アパートを借りる方がいいけど。


3月14日(日)

久しぶりにとってもいい天気で、ごきげん!!
今日から一週間、居候の男の子がやってきた。
友達が、一週間旅行に行くので、その間、ペットのりす君を預かることになった。
なかなか元気で、可愛いやつ。


3月18日(木)

今週は日曜からポカポカお天気~。
午後の気温は20度を越えていて、とっても気持ちいい。
でも、朝は寒い(2度位)だから、朝から出かける時は、コートがいるけど。
街中の風景も変わってきた。
カフェがいっせいにテラス席を広げてる。
服装は、Tシャツ1枚(もちろん、半袖)なんて人もいるし。
春が来たっていうより、夏が近づいたって感じかな。

今日は、1回目のCivilisationのレポート提出日。
だいたい毎月1回、レポートを提出する。
今回は、フランスの地域を1つ選んで、好きなSujetについて調べてレポートを書く。

提出枚数は、1枚だけだから、書くことは、そんなに大変ではない。
それよりも、準備が大変。
本とか、インターネットで情報を集めて、それを読まないといけないから。
なので、準備期間として、1ヶ月ある。

私の選んだのは、Languedoc-Roussillon地方のVinet Vignoble。
今回は、ネットで情報収集。
本は、それを探すのにも時間がかかるから…。
でも、ネットだと、読むのが大変。
結局、紙に書き写して、分からない単語は辞書で調べながら読んでいった。
あぁ、プリンターが欲しい…。

あしたは、1回目のGrand Examen。
9時~12時までの3時間。
あぁ、頭が痛い。
天気がよければ、午後は、お散歩しよっと。


3月19日(金)

試験も無事終了!
なんだか、試験前に脅されてた?よりは、簡単で助かった。
噂によると、1回目が一番簡単でだんだん難しくなるらしい。

試験内容を簡単に説明。
以下の4項目の試験を3時間行う。

Comprehénsion Orale…カセットを聞いて、設問に答える
Comprehénsion Ecrite…文章を読んで、設問に答える
Expression Ecrite…与えられたSujetについて150文字以内の文章を書く
Grammaire…動詞の時制を変化させると代名詞を記入

最初に、Comprehénsion Oraleを45分行って、残り時間でその他をする。
後の3つは、自分の好きな順に解けばOK。
個人的には、時間が足りないってことはないと思う。
もちろん、終わった人から退席OK。
試験日は、通常授業はないので、午後からはフリー。

せっかくお天気もいいので、午後から街をぶらぶら。
それから、考古学美術館へ行ってみる。
21日まで、Galoisの特別展が行われてるから。
*Galois…日本語訳ではガリア人(ラテン語読み)
フランスの原住民族、Civilisationの授業で登場
タバコの銘柄でも、ゴロワーズっていうのがある

美術館はは、教会の中にある。
おまけに、人がほとんどいないので、静か~。

と思ったら、小学生グループの授業に遭遇。
でも、他に出会った人は、5人位だと思う。
古代(紀元前物からあった!)貨幣や装飾、土器やガラスなどなどが展示されてる。
教会の彫像もたくさんある。

ちなみに、ディジョンでは、学生証があれば美術館はいつでもGratuit(無料)。
日曜日は誰でもタダ。


3月21日(日)

せっかくの週末なのに天気がいまいち…。
週末しかカメラ持ち歩いてないから、街の春風景が撮れない~。
という訳で、春めいた写真は、次週以降公開予定。

ベルギーに行っていた友達からもらったワッフル。
そのまま食べても美味しいけど、焼いてバターをのせて食べると最高!!!
ちなみに、フランス、ベルギーではくGAUFRE(ゴウフル)と言う。
WAFFLE(ワッフル)は英語。


3月22日(月)

今日は変な天気。
朝は曇り、雨が降った後晴天、と思ったら、夕方また雨&ひょう。
と思ったら、晴れて虹を見た。
久々の虹は、教会のバックに掛かってて、とても綺麗だった。
残念ながら写真はない。

最近のちょっとした悩みは、通学ラッシュ。
ヨーロッパでよく見かける、この連結バス。
真ん中にアコーデオンみたいなのがあって、それで繋がってるんだけど、
後ろの車両に乗るとすっごくゆれるのだ。
しかも、学校への行きは、特にくねくねしてる。
(行きと帰りでちょっとだけルートが違う)
座ってる時は問題ない。
が、立ってる時は、もう、大変!!!
絶対どっかにつかまって、っていうか、しがみついてないと、エライことになる。
カーブがくるぞって構えてても、転んじゃいそうになる。
朝、授業が9時であれ11時であれ、座れることはまずない。
ってか、ギリギリに行くからなんだけど。

でも、早く行っても教室に入れないんだな。
教室は、使わないときは鍵がかかっていて、授業になると先生が鍵を開ける。
なので、1限目の授業の場合、ちょっと早めに行くと、廊下で待ちぼうけになる。
2限目以降は、他のクラスの授業をしてるので入れない。
しかも、クラスの入替え時は、廊下が生徒で溢れてる。
なので、結局、時間ギリギリ、またはちょっと遅れ気味に行くようにしてる。
でも、授業に遅刻したことはない。
さすが、フランス!


3月27日(土)

今週、火~木曜までドイツに行ってきた。
ドイツへは、初めての訪問!
といっても、バタバタしてたので観光はほとんど出来なかったけど。
行ってきたのは、南ドイツのKarlsruhe(カールスルーエ)という街。
ディジョンから列車で、乗換え2回(ミュールーズ、ストラスブール)、
乗継時間も含めて約6時間の長旅。

◆列車情報
ディジョン→カールスルーエ 往復料金 108ユーロ
行き Dijon→Mulouse→Strasbourg→Karlsruhe
*座席指定 Strasbourg→Karlsruhe
帰り Karlsruhe→Strasbourg→Besancon→Dijon
*座席指定 Karlsruhe→Strasbourg→Besancon

ストラスブールまではフランスの列車、ストラスブールからはドイツの列車。
何が違うかといいますと、ずばり、綺麗(清潔)さ!
ドイツの列車はちゃんと掃除されてるから、車内のトイレも安心して使える。
が、座席の座り心地は、フランスの列車が圧勝!ドイツの列車は、座席が固い。
が、座席間の間隔はドイツの列車の方が広い。
これって、体格の違いからかなぁ。

カールスルーエは、今回行くことになって初めて知った。
だから、そんなに大きな街じゃないだろう、と思っていが、行ってみたら大違い。
間違いなくディジョンより大きいし、街にはトラムも走っている。
そして、なんといっても街が整備されてて、とっても綺麗!
ゴミなんて見当たらない!
フランスみたいに、常に下(犬のうんち)に注意する必要は全くない。
街の人も親切で、ドイツ語がダメでも、英語で聞けば問題ない。

それにしても、南ドイツといえども、ストラスブールの近くだから、寒い!寒かった!
ディジョンが暖かくなってきたので、マフラーを置いていったの大失敗。
慌しくて、料理も満喫ってわけにはいかなかったが、やはりビールだけは外せないでしょう。
レストランのオリジナル黒ビールをいただいたた。
が、量が多くて、1種類しか飲めなかったのは残念。
でも、美味しかった~。

ちなみに、通貨はユーロ、フランスとの時差はなし。
ユーロの便利さを、初めて実感。
もちろん、国境を越えたからってパスポートを見せることはなかった。
帰りは予定をちょっと変更して、ストラスブールで途中下車して、3時間程だけど、街をお散歩。
荷物を預けようとしたら、4.5ユーロもしたので諦めた。
旅行バッグを担いで、いざ出発。
何も情報がないので、まずはOffice de Tourismeで地図を購入。(大都市は有料なんだなぁ~)
各国語の地図があったので日本版を購入。
それを頼りに、私の中の2大メインスポット、Petite France、Cathedraleへ行った。

ストラスブールは、観光客がいっぱいで、いろんな言葉が飛び交ってる。
駅から街の中心まで徒歩で5~10分。
すぐに木組みの家の町並みが可愛いPetite Franceに到着。
運河では、遊覧船にのって散策もできるみたい。

さらにぶらぶら歩いてCathedraleへ。
その大きさに圧倒!!!下から見上げると迫力満点。
ただ、駅に向かう頃にはヘロヘロ…荷物がずっしり肩にのしかかる。
トラムに乗ろうかと迷いつつ、ボロボロになって駅に着いたので、帰りの列車はもちろん超爆睡!!


3月28日(日)

今日から夏時間。
日本との時差も7時間になった。
朝起きて、ラジオを聞いたら、既に1時間進んでた。
なんか、すっごい損した気分…。
しかも、相変わらず寒いぞ!
天気が良い分、朝の気温は氷点下。
夏とは言わないけど、せめて、春よ来い~!!!


3月31日(水)

今日で3月も終わりだ!早いなぁ…。
しかも、めずらしく、宿題もほとんどない。
なので、午後は、友達とお気に入りのカフェでおしゃべり。
今、お気に入りのカフェが2つある。
どちらも居心地が良くて、まったりできるんだなぁ。

今日行った所は、手作りのデザートが数種類とパンも数種類置いてる。
それからサブレが10種類程。
今日はシナモン入りホットミルクとサブレを2つ程頼んだ。
ホットミルクはシナモンとはちみつが入り。
なかなか美味しかった。これは家でもマネできるかも!
こっちでは、シナモンも簡単に、しかも安く手に入るし。

もう1つの方は、どちらかというと、サロン・ト・゙テかな。
お茶の種類が、とにかくたくさんある。
日本茶も4種類くらいあって、玉露が26ユーロ以上してた…。
気になるけど、とても挑戦できない。
バスの1ヶ月定期が買えてしまうもん…。
他のお茶、ショコラ、コーヒーなんかは2.5~5ユーロくらい。
ちょっと高めだけど、ポットでサーブされるから、3杯分はあるし、おいしいのだ!