5月1日(土)

昨日から1泊2日でブリュッセルに行ってきた。
友達の引越の手伝いで行ったので、今回もハードスケジュール。
が、やはり、ベルギーといえば、チョコレートでしょう!!!!!
私の中では、ずばり『1泊2日チョコレートの旅』。
4時過ぎに、友達のアパートに到着。

荷解きする間もなく、いざチョコレート屋さんへ。
なぜなら、めざすチョコレート屋さんの営業時間は6時まで。
おまけに、こちらでは5月1日は、いわゆるメーデーで祝日なのだ。
となると、今日行っておかねば、買えないかもしれない。

6時ジャストくらいに、1件目のチョコレート屋さん『Mary』へ到着。
お店の中は、チョコレートの香りが充満。
種類がたくさんある、あぁ~ど、どうしよう…。
とりあえず、名前も説明もないので、欲しい味を言ってみる。
それから、私の大好きなオランジェットももちろん購入。
でも、このお店、王室御用達でかなりお高いらしい…。
はたして、いくらになるのかな~と思ってたら、しめて200gで8.8ユーロ。
こ、これは安い、ディジョンより安い!!
他にも、お惣菜だのレストランだの安い気が…。
どうもベルギーは、フランスより、かなり物価が安いらしい。

それから2件目『Marcolini』へ。
ここは、日本にも、銀座にお店がある。
ここでは、チョコだけじゃなくてケーキ、クッキー等々色々売っている。
なので、ここでは、オランジェットとマカロンを買った。
オランジェット50g、マカロン7個で7.5ユーロ。
とりあえず、その日はここで終了。

お腹が減ったので、お食事へ。
それがなんと、日本の居酒屋みたいな日本食レストランへ行った!!!
メニューも日本語、注文も日本語、BGMはマッキーときた。
ビールと一緒に、しめ鯖、唐揚、なす田楽、イクラの軍艦、やきそば、きゅうりの浅漬け。
あぁ~たまりません、この味。
やっぱり私は日本人なのねぇ~、幸せだ!

ブリュッセルは日本人ビジネスマンも多いらしく、日本食が食べれるお店が結構あるらしい。
もちろん、日本食も、納豆でも何でも手に入るらしい。
なんて贅沢な…、大都会ブリュッセルだ~。

今日は、友達の案内でしっかり観光スポットを回った。
そしてお昼は、ベルギー料理のレストランへ。
あまりしっかり食べるとデザートが入らないので、前菜、メインを1つづず頼んだ。
にしんのマリネ(の様なもの)と牛肉のビール煮込み野菜のピューレ添え。
これまた、美味しい!
特に、にしんのマリネはお酢でしめたような感じで、日本人にはたまらない味!
あぁ、ベルギーって食べ物が何て美味しいんだろう。

それから、3件目のチョコレート屋さん『Galler』へ。
ここも王室御用達らしい。
ここは、上の2件と違って、チョコの内容が書いてあった。
ここでもオランジェットを含めて約250gで11.2ユーロ。

それから、もう少しぶらぶらしてから、ガイドブックに載っている超有名ワッフル屋さんへ。
1階がお店で、2階がカフェになっている。
カフェに上がってゆっくりお茶。
ワッフルは、ブリュッセル風、リエージュ風と2種類ある。
さらに、ナチュラルから色々なソース付があるから、全部で20種類くらいになる。
私はブリュッセル風のフルーツソース、友達はリエージュ風のブラウンシュガーを頼んだ。
このワッフル2種類、全然違うのだ。
見た目は、ブリュッセル風の方がボリュームがあるが、食べると反対なのだ。
でも、どっちも美味しんだけど。

ここのお店、常に満席状態なのに、係りのおじさん1人で全部やってる。
オーダーからサービス、会計まで。
フランスではありえないくらい働き者のおじさんだ。
しかも、かなりお茶目で感じがいい。
おまけに、お土産にクッキーまでいただいた。
今度ブリュッセルに来た時も、また行かなくちゃ♪

ベルギーには、まだまだ見るべき所、食べるべき物があるようなので、また行きたいを思いつつ、
帰りの列車は爆睡状態。
もちろん、チョコレートもまだ全部食べてない。
毎日、少しづつ食べないと!あぁ、なんて贅沢!!!!


5月6日(木)

さすが2週間のバカンス明け、ああ、朝起きるのが辛い…。
おまけに、DELF、DALFの試験もスタート。
そのせいか、今週の出席率は低迷中で、いつも10人未満(笑)。

ちなみに、フランスでは、DELF、DALFは平日の夜6~8時頃行われるそう。
日本では、確か、日曜だった記憶が…。
CIEFの事務局で直接、申込できて、試験もキャンパスで行われる。
なので、手続きがとってもスムーズ。
もちろん、DELF、DALF用の問題集も借りられる。

が、今回、残念ながら、申込まなかった。
既にDELF 1erを持っているが、DELF 2emに挑戦するには、
ちと厳しすぎるので…。
12月受験を目指して、ひたすらボキャブラリーを蓄えたいかなと。

それにもかかわらず、今週は、なぜかバタバタしてた。
今週あった出来事といえば、
月曜⇒試験が一斉返却
火曜⇒プチバイト
水曜⇒Civilisationのレポートを準備(これが、一番大変!)
おまけに、宿題も多かったので、あっという間に木曜日。
注)試験が帰ってくると、その修正も宿題に加わるのだ…。

今回のレポートのSujetは、歴史、文学(登場人物でも可)上の人物。
が、全くやってなかった為に、今回は猛ダッシュで書き上げた。
私が選んだのは、Moliere。
ネットで、情報を収集。
訳して、読んで、レポートの下書きをして、かれこれ5時間。
なんとか、形になった。
清書は、今日のお昼休みにして、完成~!!!
毎日、これぐらいの集中力で勉強できれば…と思いつつ。

ちなみに、フランスでの採点法。
テストは基本的に20点満点、なので15.5点などの小数点以下が存在する。
10点→moyenne
12点→assez bien
14点→bien
16点→tres bien
10点未満だと、不可(試験とかだと、不合格)で、20点は"Ca n'existe pas"(ありえない)らしい。

そんな中、やりました、Expression Ecriteで19点獲得!
今回の試験、正直、ボロボロだと思っていたが、想像してたよりは、かなり良かった。
難関だったComprehension Oraleもなんとか、12.5点確保。
(テスト結果から判断すると、詳細は分かってないが、だいたいの意味はつかめているらしい)
とりあえず、ホッとした~。


5月7日(金)

今日は、大家さんのお家のプチフェットにお呼ばれした。
娘さんが、日本で言うと、国家公務員試験のようなものに合格!
そのお祝いらしい。

大家さん家族と、大家さんのお友達2人と私。
Amuse-gueulesは、なんと、全てマダムのお手製。
チーズやサラミ、ハムなんかも、小さくカットされているし、カナッペも数種類用意されている。
どれも、一口サイズに揃えられているし、何より、見た目も可愛い。
どれも、必ずひと手間掛けてある。
これを全部用意するマダムは、やはり凄い!

パン・デピス(この地域の特産品)の上に、ロックフォールとクレームフレッシュを混ぜたもを載せて、
くるみとレーズンで飾ってあるったり。
アボカドのピューレを、スモークサーモンで巻いて、イクラ、ハーブを飾ってあったり。
カットされたパンに、タラコとクリームチーズを混ぜたものがあったりと…。
次から次へと出てくる、出てくる。
Coupe(足つき広口のグラス)に注がれたシャンパンで乾杯!

ちなみに、細長いシャンパングラスはFluteというらしい。
昔は、Coupeを使っていたらしいが、泡が美しくみえるというのでFluteを使うようになった。
が、最近は、再びCoupeを使うのが、流行り始めたということだそう。

タラコが出てきたので、プチレシピを紹介(というのもおこがましいが)。
何のことはない、タラコスパゲティです。
というのは、美味しいし、日本的な懐かしい味を、超簡単に作ることが出来る。
料理の出来ない人でも、失敗しないだろう。
パスタを茹でて、その間に、タラコ、醤油、わさび、胡椒などを混ぜておく。
(気分によって入れるものは様々)
茹で上がったパスタを絡めれば完成。
この時期だと、それに浅葱なんかをかけたりすれば、尚よし。
そういえば、辛子明太子は今のところ、見かけてないなぁ。


5月11日(火)

じゃ~ん、ADSLデビューしました♪
長かったアナログ回線(Linge traditionelle)の日々(泣)。
私が使っていた無料プロバイダーは、プロバイダーへの支払はタダ。
が、電話代が意外とかかっていた。
それで、Wanadoo(フランステレコム系プロバイダー)に変えようかと思っていた。
ADSLは1年以上の契約をしないといけないところが多かったので。
そんな時、契約期間何ヶ月からでもOKという所があると耳にした。
早速、ネットでチェック、すぐに申込みして、モデムも購入。
それから、かれこれ2週間、今日、ついにモデムが送られてきて、接続しました!
また使い心地等によって乗り換えるかもしれませんが…。

ちなみに、金曜日についに滞在許可書を入手の最後の関門、病院への召喚状が送られてきた♪
フランスの病院は、予約が必要。
なので、早速、rendez-vousをした、が、選択の余地なく5月25日…。
なんか、すごい先じゃない~???
でも、この健康診断さえ終われば、2週間程で、滞在許可書が入手できるらしいので、まあ許そう。
滞在許可書が入手できるまでの期間は、地方によって全然違うらしい。
グルノーブル、アヌシーなんかは比較的早く、ここ最近、意外なことにパリも早いという噂を耳にした。
が、どっちにしても、手に入れば問題な~い。


5月16日(日)

あっという間に週末~。
今週はちょっとバタバタしてた。
というのが、今週の木曜からうちのクラスを担当している先生の1人が変わった。
5月末で授業は終了、6月に最終試験を残すのみなのに、なぜ????

彼女は、授業の半分を担当していた。
事情はどうも複雑で、もともと彼女が産休の先生の代理だったのだそう。
それで産休の先生が戻ってくるので、彼女が辞めないといけなくなった…ということらし。
が、ど~も、CIEFの事務局内のゴタゴタもからんでいるみたいで、スッキリしない。
生徒の立場から言わせてもらえばば、この時期に先生変える学校って???
少なくとも、私のクラスを担当している先生たちは、いい先生だと思う。
厳しい先生もいるが、教えることに情熱を持っているし、私は尊敬している。
先生と生徒の関係もとても近い。
クラスメイトも仲がよく、いい雰囲気だし、この学校に来て良かったと、今でも思っている。

が、事務局の管理体制はどうなんだろう?
他のNiveauの話では、1クラスの最高人数18人以内のところ、26人いた、とか
朝、学校に行ったら、先生が来なくて、結局、その日から1週間、急に休みになった、
(振替えは、翌週のカルキュラムが倍になったとか)なんて話も聞いた。
これは、私の個人的意見を含んだ見方だが、来期に、果たして先生が同じメンバーかどうか不明。
今回の件に関しては、先生達の間にも波紋が広がっているらしいので。

ちなみに、現地情報として…
夏期講座は、基本的に通年講座と先生はまったく違う。
なので、ここCIEFに関していえば、授業の質はいまいちということらしい。
が、9月の集中講座は評判が良いとのこと。

さてさて話題を変えて、グルメコーナー(笑)。
金曜日、中国人の友達のお家で餃子作りに挑戦。
といっても、具も皮も、彼女が準備してくれた。
なので、皮をのばして具を包むだけなんだけど。
皮は、こん棒で丸くのばすだけ、ポイントは、中心を厚めにすること。
これは、なかなかよくできた、が私がすると遅いのだ…。
私が1枚作ってる時間で、友達は2~3枚は作っている。
それから、具を皮で包むんだか、これが難しい~。
何でだ??って思ってたら、私が普段作るのは『ひだ』が手前にある。
友達が教えてくれたのは、後ろなのだ。
かなり悪戦苦闘したが、なんとか完成~!(でも私が作ったのはぶさいくだ…)
あとは茹でて、出来上がり、う~ん、美味しい~!!!!

土曜日は、クレマンでスタートして、後は、ビールの飲み比べ。
こうやって、色々な種類を飲むと、ビールの味も色々なんだな~と実感する。
特に、天気がいい日に外で飲むビールは最高!
アボカドやチーズ、友達お手製のディップや牛肉のワイン煮込みなどなどをつつきながら、
6時間以上に渡ってチビチビのみ続けた。
ああ、幸せだ♪

ちなみに、フランスでなんでビール?ってお思いの方へ。
フランス人はワインしか飲まない訳ではなく、ビールも飲むのだ。
そして、このブルゴーニュにも地ビールがあるのです(下記をご覧ください)。
ちなみに、税金の関係と思われますが、日本のビールは日本より安い(笑)!

そして、今日は、ディジョンの隣町(村?)で行われているMedievalへ。
みなさん中世の衣装を着けて、小さなお祭りのような感じ。
色々な催しなんかが行われてる。
サンドイッチ持って、草の上でランチ、う~ん、気持ちいい♪
こんなに天気が良くて、気持ちいい日は、やっぱりビール。
美味しそうなビールがあるからと行ってみたら、それがブルゴーニュの地ビールだった。
2種類(Blonde&Ambre)あったので、どちらも十分試飲させてもらった♪
ここのビール醸造所も、ワイン同様に試飲ツアー(?)があるそうです。
がんばれ、ブルゴーニュビール!!!


5月20日(木)

本日、フランスは祝日。
なので、大家さん一家とマダムの名付け親のおばあちゃまと一緒に、マダムの田舎に行ってきた。
このおばあちゃま、御歳99歳!!!!!
が、と~ってもお元気で、ピアノの先生をしていたとのこと。

ディジョンから40Km程のところにある、Gordonという小さな村。
お家も、10~20軒くらいしかない。
マダム曰く、『Vraie campagne de la France(フランスの本当の田舎)』ということ。
そこに山荘があるので、そこで一日のんびり過ごした。
ディジョンから車で10分も走れば、景色はがらっと田園風景に変わる。
行く道すがらも、緑と黄色に彩られた春の景色を満喫。

山荘に着いて、少しおしゃべりした後、早速ランチ。
もちろん、こんな天気のいい日はテラスで♪
アペリティフにポルトを頂いて、メインは、う~ん、何ていうかな、焼肉?
焼いた石の上で、お肉を焼いて食べるのです。
焼けたお肉にマダムお手製のソースを付けて食べる。
付け合せは、サラダ。
それから、チーズ数種類(名前は…忘れた)にデザートはレモンのタルト。
う~ん、いつもながら美味しい!
そして、食べる前に必ず説明してくれるのに、半分近くは忘れてしまう。
というより、覚えられない…。

食後は、まったりと日光浴したり、雑誌を読んだり、うたた寝したり…。
あぁ、気持ちいいこと、この上な~い。
なんて贅沢な時間の過ごし方!
夕方、といっても既に7時頃だけど、ちょっとお散歩。
それでも、まだ少し暑さが残るくらい。

ひろ~い畑をを眺めながら、ぷらぷらぷら。
その間、出会った人は8人くらいで、5人はマダムのファミリーで、2人はお知りあい。
日本でも同じだけど、田舎に行くと、みなさん顔見知り…みたいな。
そして、この辺りには、『ブルギッニョン』訛りが残っている。
”R”の発音がすごく強くて、言葉が滑らかというより、カクカクカクって感じ。
ちょっと、意味不明な説明ですが(笑)。
話が、それましたが、こんな感じで、とっても素敵な休日を過ごして、大満足♪


5月25日(火)

昨日、滞在許可証をもらうための最終段階、健康診断 に行ってきた。
ますは、レントゲンをとってもらいに1つ目の病院へ。
ここでは、レントゲンを撮ってもらうだけ。
待つこと20分、レントゲンを撮る所要時間30秒。
それから5分待って、レントゲンをもらって、歩いて5分程のところにある次の病院へ。

ここでは、先生がいて、問診+身長、体重、血圧、心音をチェックされる。
レントゲンなんて、ホントに見えるのか?って感じだったけど(笑)。
『問題ないね。』って言われて、ちょこっと世間話して、ハイおしまい。

その足で、プレフェクチュールに行って、所定の印紙(55ユーロ)を購入。
それと病院でもらった健康診断済の証明書を、窓口に提出。
遅くとも来週の初めには滞在許可証が手に入るとのこと。

くぅ~、これだけのために3ヶ月半もまったのね~。
リヨンのOMI、ちゃっちゃと働け!
この辺の管轄はリヨンのOMIで、convocationはディジョンではなくリヨンから送られてくるのだ。
な~る程、と納得しつつ、おや???グルノーブルはどこの管轄だ?
あそこは、早いらしいが…とおもったが、まぁよいよい。
6月末の引越しまでに、アロカシオンの手続きが終わればいいんだから♪


5月30日(日)

今週でディジョンの授業は終了~。
終わってみれば、なんだか、あっという間。
気が付けば、フランスに来て4ヶ月がたったのか~(しみじみ)。

昨日、お買い物に行って見つけたAsperges Sauvages(アスパラ)。
いかにも春らしくていいかなと思って、買ってみた。
きってみると、ちょっと粘りがある。
丁度、おくらみたいな感じかな、あんなにネバネバしてないけど。
軽くゆでただけで、美味しい!
なので、ランチはRoquette(ルッコラ)とアスパラのサラダ。
う~ん、春の香りがいっぱい。
デザートはもものタルト。
これまた、最近出回りはじめたので。