9月1日(水)
ついに9月がスタート!!!
      
やっとこさ、脱バカンス、街も少し賑やかになった気がする。
      
      
今朝は、10月から登録する学校の、候補の1つに行ってきた。
      
Sorbonne NouvelleのILPGAで、オラル、ホネティック専門の学校。
      
もし、ここで条件を満たしていれば、直ぐにでも登録しようと思っていた。
      
条件というのは、
      
①週20時間以上とAttestationに記入されていること(滞在許可書取得の条件)
      
②学校が社会保険に加入していること(労働許可書取得の条件)
      
が、②がクリアされておらず、個人的にセキュリテ・ソシアルを申請しないといけない。
      
      
ここで怖いのがフランス。
      
こっちの役所ではOKだと言われたけど、実際こっちにいったらダメだった…。
      
ってことになりかねない。
      
てな訳で、当初の予定通り、ソルボンヌのCCF(フランス文明講座)に行こうかな…と考え中。
      
あぁ、『外国人』って、めんどくさ~い。
      
      
ま、それはさておき、ついに新デジカメを手に入れた!!!
      
ネットでチェックしたり、お店に見に行ったりして、やっぱネットで買うかぁ~なんて思ってた矢先。
      
今日、
      FNACに行ったので、高いんだろうなぁ~と思いつつ、ついでにチェックした。
      
と、あれれれれ~、安いじゃん、
      DARTYより安いじゃん。
      
ネットとほとんど変わんないってか、送料かかんない分、安いじゃな~い♪
      
ほほほ、即決、その場で買ってきた。
      
はは、結局、前に持ってたのと同機種のニコンCOOLPIX2200、129ユーロなり。
      
これ、日本だともっと安いんだけどさって、税抜き価格はフランスの方が安いのか!?
      
だって、TVA(付加価値税)19.6%も払ってるのねぇ~(TーT)
      
      
フランスでもデジカメの主力は、日本メーカー(Canon, Sony, FujiFilm, Nikon, Olympas,etc…)。
      
でも、ここはひねくれて、ヨーロッパ系のメーカーを買おうと思ってたのだ。
      
が、あなどるなかれ、日本製!
      
付属の本や説明書、インストールするソフトは、当然英語、フランス語etcヨーロッパ言語。
      
が、デジカメ本体の操作や、CD-ROMのマニュアルは日本語が選べるのさ~!!!
      
あぁ、素晴らしい~、って、10ヶ国語も選択肢があるってことは、当然なのか?
      
いやぁ、それにしても感激、思いっきり、フランス語か英語オンリーだと思ってから(笑)。
      
ありがとうFNAC!
      
      
夕方家に戻ると、8月末にイギリスに飛び立った友達から連絡が来て、日英仏の3カ国チャット。
      
こんなことができるなんて、ほんと、便利な世の中になったぁねぇ。
      
あぁ、十年一昔っていうのは、本当だねぇ~。
      
前は、デジカメじゃなくてフィルム式カメラだったし、パソコン持参なんて人はいなかったよなぁ~。
      
      
9月4日(土)
相変わらず、今日も快晴!
          
太陽が眩しい~!!!サングラスいるな、こりゃ…。
          
          
12時前くらいに家をでて、マルシェへ。
          
小学校がちょうど下校時間みたいで、子供たちとパパ&ママでいっぱい。
          
あぁ、賑やか賑やか。
          
久々のマルシェだけど、いやぁ~、賑やかだ、楽しいね、やっぱり。
          
はは、わくわくして、思わず色々買いすぎた…。
          
今日の目玉商品(?)は、ほうれん草とハムの生ラビオリ。
          
お店のおばちゃんお勧めのモッツァレラも買ったので、明日はイタリアン♪
          
          
午後は、月曜から通おうと思っている学校の登録に行って来た。
          
ここの受付は、なんと土曜も開いているのだ、素晴らしい!
          
19区にあるこの学校、家からだと、地下鉄を乗り継いで行くので、結構時間がかかる。
          
が、授業料が安いこと、そして、そこに通った友人曰く、なかなか良いとのことなので、ここにした。
          
もちろん、学校の合う、合わないは個人差があるのは承知の上。
          
          
結局、9月は私立に行き、10月からソルボンヌに行こうと思っていた。
          
とにかく、アルバイトも直ぐにでも始めたいので、昨日、アルバイトの出来る学校へ行ってみた。
          
後日、手続きコーナーでまとめて書こうと思うので、詳細を省いて、結論だけ。
          
要するに、アルバイトをする為には、そこの学校に最低5か月登録しないといけなかった。
          
とうぜん、授業料を払わないといけない。
          
他の学校は聞いてないが、おそらくこれはどこも同じようなものだろう。
          
          
これは、まったく考えてなかったので、かなり悩んだ。
          
パリに来たのは、バイトが出来るから、そうじゃなければ、レンヌに行っていたから。
          
だけど、バイトする為に、行きたい学校に行かないのは、本末転倒だし。
          
でも、バイトで得られることも大きいだろうし…。
          
          
そこで、私立に登録するということも考えてみた。
          
ソルボンヌと、私立にと、授業料だけを比較すると、たいして変わらない。
          
が、授業時間数が圧倒的に違う。
          
ソルボンヌでは週20時間、私立では、だいたい週10時間の授業+10時間の自習。
          
要は、自宅で、あるいは、学校の提供する無料授業等で10時間分を埋めるのだ。
          
もちろん、これは、パリでは授業が週20時間以上ないと、滞在許可証が取得できないから。
          
この方法は、様々な学校で使われている模様。
          
一応登録前にきちんと、Attestationに週20時間以上って明記されるかは確認した方がいいかも。
          
実際、明記されてない人は、滞在許可証の申請時に、書類チェックで却下されてたので。
          
          
これらの私立学校に、実際通ったことがないから、良い悪いは分からない。
          
でも、せっかく語学留学に来てるんだから、バイトもしたけど、勉強もちゃんとしたい。
          
てな訳で、結局、当初の予定通りソルボンヌに行くことにした。
          
って、実は、ソルボンヌではバイトOKかどうか、まだ確認してない(当然できるだろうという読みで)。
          
はは、一応、そこら辺も考えて出した結論なので、後悔はしないのだ。
          
          
9月5日(日)
昨日の予告どおり、今日は、イタリアン。
          
ラビオリとトマトとモッツァレラのサラダ。
          
いやぁ~、美味かった!
          
手を掛けなくても、素が美味しいと、パパッて出来るから楽だし(笑)。
          
さすが、おばちゃんん、お勧めの事だけはある♪
          
          
9月6日(月)
相変わらず夏真っ盛り?のパリ。
          
それでも、枯葉が落ちてるのを見ると、秋の気配も感じるけど。
          
          
今日から4週間の授業がスタート。
          
月~金曜日11~13時の2時間と木、金曜日には、各1時間の発音の授業。
          
今日の感じでは、授業はなかなか良かった。
          
Passe Simple(単純過去)から始まったのには、ちょっと驚いたけど。
          
クラスは15人弱くらいで、日本人は自分を含めて2人。
          
あとは、ベトナム人2人とその他はヨーロッパ系の人で、ロシアの人が3人くらいいたかな?
          
          
学校からサンマルタン運河が近いので、帰りは運河沿いをブラブラ。
          
ついでに、リュクサンブール公園に行って木陰で読書。
          
風の気持ちいい一日だった。
          
          
9月10日(金)
高校生の時以来の通学時間の長さや、ここの所の夏日も加わって、ちょっぴりお疲れ気味。
          
お昼寝が習慣になってしまった(笑)。
          
今通っている学校は19区にある
          CLIFCいう学校。
          
通学や学校周辺の環境、街の雰囲気なども、”パリ”を満喫したい人にはどうかな…って感 じ。
          
いはゆる、雑誌なんかで紹介されるような”巴里”を想像してる人には、向かないかも(笑)。
          
でも、授業料の安さと、この金額での授業の質は、かなりいいと思う。
          
          
今は、毎日2時間のフランス語(11~1時)。
          
それから木、金曜にPhonetique(1~2時)の週12時間の 授業を受けてる。
          
授業では、特定のテキストはなく、毎回先生がその日にやるプリントを配る。
          
クラスの授業は、なぜかしら曜日によって人数が凄く変わる。
          
多い時は、多分、20人以上いるから、狭い教室がいっぱいいっぱい。
          
なので、よくプリントが足りなくて、先生が追加コピーしに行っている。
          
大体、テキストを読んで、先生が用意した問いに答えつつ、そこに文法が絡むといった感じ。
          
          
Phonetiqueも、同じような感じで、ラボの設備はない。
          
先生がまず発音して、それを生徒が繰り返す。
          
時には、全員で、時には、一人ずつ。
          
が、この先生、各国の苦手な所を把握してて、ちゃんと矯正してくれる。
          
この授業は、かなり気に入ってるけど、なにせ教室に溢れんばかりの生徒(20人前後)。
          
せめて、10人くらいで受けれればいんだけど。
          
          
ただ、数ヶ月、例えば半期とか続けて、この学校に行こうと思うかというと、それは…ないかも。
          
先生も、決して悪くはないし、授業も簡単すぎることも、難しすぎることもない。
          
ただ、このまま、この授業を受けていて、フランス語が伸びるだろうか、という不安はある。
          
ま、まだ1週間だし、ソルボンヌに行く前の1ヶ月だけと思ってるから、
          
『やる気(貪欲さ?)』の違いもあると思うけど。
          
          
例えば、滞在許可証が必要な人とそうでない人は、学生証の色が違う。
          
で、その人たちは、週10時間以外にも、授業があるみたいだし、
          
宿題や発表、テストなんかも別にある。
          
だから、もうちょっと厳しいみたいだし、
          
例えば、私もその立場だと、考え方も変わってくるかもしれない。
          
あくまで、今の状態で、ということで。
          
          
◆料金
          
登録料…12ユーロ (初回登録時)
          
 ※滞在許可証に必要なAttestationの発行を希望する場合は45ユーロ
          
授業料…160ユーロ (週10時間×4週間) ※時間帯によって料金が違う
          
フォネティック…40ユーロ (週2時間×4週間)
          
          
9月13日(月)
寒いよ~寒い!
          
土曜から突然天気が悪くなって、夏が往ってしまったみたい…。
          
          
今日は、ソルボンヌの手続きをしに、カルチェ・ラタンに行ってきた。
          
といっても、今日は、Convocationを貰っただけ。
          
ま、登録しに行くためのチケットを手に入れて、ってとこかな。
          
          
まず入り口で番号札をもらって、講堂に入る。
          
番号が呼ばれたら、先生(かな?)に、手続きや、授業について質問をして、Convocationを貰う。
          
行った時は、30人待ちだったけど、先生が5人くらいいるので、思ったよりは早く順番が来た。
          
さすが、長年に渡って学生を受け入れているだけあって、手際がいい。
          
          
で、このConvocationに、登録に行く日にち、時間が書いてあるので、そこで登録手続きをする。
          
その時に、レベル分けテストの日にちも分かるらしい。
          
という訳で、次は明後日、ソルボンヌに行かねば…。
          
          
9月15日(水)
相変わらず、気温は低い模様。
          
それでも、今日は晴れ間が長かったから、日向は心地よかったけど。
          
          
今日は、ソルボンヌの登録をして来た。
          
さすが、手馴れてるというか、手続きがすごくスムーズ。
          
まずは、ソルボンヌで簡単な申込カードみたいなのを記入して、登録。
          
それから、またパンテオン近くの、月曜に行った所へ行く。
          
授業料と書類代10ユーロを支払って、学生証、テストのConvocationをもらう。
          
          
Convocationは、レベル分けテストと、フォネティック別々に行われる。
          
それから、テキスト、授業の時間割、Attestation(滞在許可証申請に必要)は10月6日にもらえる。
          
滞在許可証の更新の予約を、10月4日にしていたので、帰って慌てて変更。
          
私のは、10月15日で期限切れなんだけど、10月6日以降15日以前って、1つしか空いてなかった。
          
ギリギリセーフ!
          
          
そうそう、広島出身のこたるが、こういう手続きをしてると、
          
必ず『Hiroshima...』って言葉が返ってくる。
          
世界中で有名なんだよね、もちろん原爆のせいで。
          
今までであった人は、どこの国の人でも、知ってたし。
          
そんでもって、『原爆』だけしか知らなくて、今のこととかは、あんまり知られてない。
          
だから、今はもうすっかり復興して、すっごい都会になってて、何の問題もないよって説明する。
          
毎年原爆記念日に、広島から送られる平和のメッセージは届いているのかしら?
          
もちろん、フランスのニュースでも『ちらっと』放送はされてたけどね。
          
          
ま、いんだけどさ、話のネタになるし。
          
今日登録手続きしてくれたお兄さん、かっこよかったし。
          
          
9月23日(木)
やった~終わった~、って言う程でもなかったんだけど、レベル分けテストが終わった。
          
1時間程度で、内容はディクテと簡単な文法と、一応 オラル(?)かな。
          
これで、Niveauが分かるのかな~と思いつつ。
          
テストは目の前で採点されて、とりあえず Superieurだった。
          
          
テストの結果というよりも、大学でフランス語やってからか なぁ~と思わなくはないけど(笑)。
          
何はともあれ、これで労許が手に入るよぉ~、と一安心。
          
ま、ここはフラン ス、まだまだどう転ぶか分かんないけど(笑)。
          
          
9月25日(月)
う~ん、今日はいいお天気で気持ちいい!マルシェも賑わってる。
          
最近マルシェに出回りはじめてきたのが、牡蠣とりんご。
          
これも、寒くなってきたって事なんだろうなぁ~。
          
          
りんごといえば、昨日、リュクサンブール公園でりんごの催しをやっていたので、のぞいてみた。
          
試食もできたから、3種類食べて、気に入ったりんごを貰って帰った。
          
多くの人が老若男女問わずは、その場でまるまるかじって食べてたけど。
          
それから、ポカポカ太陽にあたりながらの読書。
          
天気は良くても、やっぱり風が冷たくなってきたから、1時間ちょっとで退散。
          
          
さてさて、天気がいいことだし、また本を片手に出かけるか。
          
今日は昨日より厚着して行こう。
          
          
9月28日(火)
今、夢中になってるものがこれ。
          
          Da Vinci Code(ダヴィンチ・コード)という小説。
          
毎日、暇さえあれば読みふけってる…と言っても、辞書を引きながらだから、超スローペース。
          
あまりにじれったくなったら、辞書引かずに、かっとばして読んでるけど(笑)。
          
          
きっかけは、たまたまネットのニュース記事を見て。
          
世界的にベストセラーになっているらしく、この本の舞台であるパリでは、本を片手に観光地巡りしている人が急増とのこと。
          
それで、ネットであらすじとかをチェック。
          
むむむ、これは間違いなく、あたいの好きな部類の本。
          
これならば、途中で飽きないだろと早速
          FNACへ。
          
しか~し、フランス語版にはペーパーブックがないから、20ユーロ以上するし、おまけに、でかい!
          
その横には、9ユーロの英語版パーパーブックが、憎たらしげに置いてある。
          
が、ここは直感を信じて、『これも勉強、教材さ』と、投資してみた。
          
          
そして、これが大当たり。
          
多分、日本語だったら徹夜して、読み終えるだろうな。
          
ま、チビチビ読み進もう、その分楽しめるんだから。
          
          
9月30日(木)
9月最終日の今日は、快晴でとっても穏やかな散歩日和。
          
昨日今日と、所用でちょっと遠出したので、お散歩がてら観光地巡り。
          
7区にある家から、当然ですが『徒歩』で。
          
          
昨日は、
          オルセー
          →
          ルーブル
          →
          レアール
          →
          ポンピドゥ
          →
           カソ美術館
          のコース。
          
今日は、グルネル通りの
          ポワラーヌ
          →
          エッフェル塔
          →プージョラン→
          アンバリッド
          。
          
さすが、パリ2大観光地(?)、観光客がいっぱい~。
          
もちろん、美術館の中に入ったり、エッフェル塔に登ったりしてない。
          
どうせ行くなら、朝か、ノクターン(閉館がが遅い)の日か、日曜に行かなきゃ。
          
          
それにしても、プージョランに行くと、ついつい買いすぎてしまうんだよなぁ~。
          
だって、全体的に、安いんだよね。
          
でも、それでいっぱい買ったら、意味ないんだけど、はは。
          
今日は、バゲット、クロワッサン3個、アップルパイ、カヌレ2個、チョコのマカロンを購入。
          
おまけに、17時半くらいかにお店に着いたんだけど、バゲットが焼きたてだった♪
          
はぁ~幸せだ~。