2月2日(水)

早いもので、もう2月。
今週は、寒さも少し和らいで、先週よりは、全然過ごしやすい。
そんでもって、気がつけば、既にフランスに来て1年が過ぎた。
早いなぁ~。
長いようで、振り返ってみれば、1年なんてあっという間。
この1年色々あったなぁ~。

それはさておき、本日2月2日は、フランスではクレープの日。
カトリックのChandeleurの日ということで、伝統的にクレープを食べる。
スーパーなんかでは、クレープ専用のフライパンがこの時とばかり並べられる。

ということで、私もクレープをいただいた。
もちろん一緒にシードルも。

小麦粉、卵、牛乳、塩少々をまぜるだけ。
ポイントは、生地を寝かせることだそうで、1時間程置くのが理想的だそうな。
が、時間が遅かったので、30分程休ませて焼き始めた。

チーズやハム、卵にサラダなんかを入れた塩系と、ジャムを塗ったりと甘系と。
クレープにしては、ちょっと厚めになったけど、なかなか◎。
さすがに、クレープ屋さんで作るほど上手くはできなかったけど、結構おいしくできた。
休日のブランチなんかに作っても、結構いけるかも、と思いつつ。
って、私は、ほとんど見てるだけだったけど(笑)。


2月8日(火)

いよいよ明日から、学校がスタート。
なんで、今日は、時間割とテキストとAttestationをもらいに学校へ。
それにしても、9~10時の間に行かないと行けないって…相変わらず早いこと。

登録は、前回と同じく商業フランス語のクラスを選んだ。
なので、授業構成とか、振り分けは、基本的に前回と同じじゃないかな、と思う。
もちろん先生は、変わっているので、どんな授業になるか楽しみ。
前期、担当の先生がお休みの間、代わりの先生の授業を受けたけど、教え方が全然違って。
基本のテキストは同じなんだけど、プリントとかは違うし。
前期に教えてもらった先生もすっごく良かったし、振替の先生の授業も面白かった。
だから、新しい先生になるのは、結構楽しみだ。

が、その反面、幸か不幸か、Niveauも上がってしまったので、それがすっごい不安…。
私の語学レベルで、SuperieurⅡなんぞにいていんだろうか…。
どう考えても、ついていけない気がするんですが…。
なんせ、前期ですら、いっぱいいっぱいだったし。
まずは、明日行って、様子を探ってくるべし。


2月14日(月)

本日は、バレンタインデー。
そんな訳で、最寄の駅で、お花を配っていた。
日本では、女の人がチョコレートを送る日?だけど、こちらは、特に女の人という訳でもない。
どちらかというと、男の人が、またはお互いに、プレゼントを贈りあうようだ。
広告もメディアでの取り扱いもあるけど、やっぱり日本程、大々的ではない。
もちろん、チョコレート屋さんの行列もない(笑)。
だけど、なんとなく、お花を片手に道行く人が多かったような気がする。

それにしても、金曜から、なんか変な天気が続いてる。
金曜は、久々に春先のような暖かさ。
最高気温が14度とな。
かと思えば、土曜日は、雨がパラパラ。
温度も下がって、日曜にいたっては、晴れ→曇り→雪→嵐→晴れの大荒れ天気。
もっのすごく風が強くて、雨が横に降っとりました!
そんでもって、今日は寒い~。
天気はまあまあだけど、風が強くて、温度が低くて…。
一体なんなんだ~!!!

この週末は、なんとな~く、ずっと食べたかったタコスを作った。
具は、挽肉、玉葱、マッシュルームをスパイスと一緒に炒めたもの。
それから、レタスとトマト。
あとは、サルサソースにパルメザンチーズ。

ちなみに、このトマト、こないだスーパーで見つけて以来お気に入りのプチトマト。
甘くて味がしっかりしてて、すっごく美味しいのだぁ~。
もちろん、ちょっと割高なんだけど、生で食べるなら、断然これ。
何も味をつけなくても、OKだから、作りながらついついつまんでしまう(笑)。

トルティーヤも、何種類か売っている中から、巻いて食べるタイプを購入。
それをレンジで暖めるだけでOK。
ただし、欲ばって具を入れすぎると、悲惨な状態で、食べることになるので要注意(笑)


2月15日(火)

たまた滞在許可証の更新にプレフェクチュールへ行ってきた。
そうなんです、もうそんな時期なんだなぁ~。

先週の火曜日、2時半にRDVをとっていたので、その10分くらい前に着くように行ってきた。
そんで、前回と全く同じ書類を揃えていたのにもかかわらず、書類不備。
もう一回行かないといけなくなった。
ま、不足書類を出せば、すぐに滞在許可証をくれるということだったんだけど。
それにしても、プレフェクチュールを出たのは5時半近く…。
RDVがあるのに3時間待ちって!!!
やはり、朝一のRDVとって、外で待ったとしても、終わるのが早いや。

なわけで、今日は大家さんからquittance de loyer(領収書)をもらって、出直し。
が、さすがに予告通り、10分も待たずに滞在許可証を発行してもらった。
うんざりしながら待っている人を横目に、ついつい顔がニヤニヤしてしまう。

それにしても、quittanceのコピーを渡したら、ほとんど目を通さずに片付けられて。
これって、嬉しいような、悲しいような…。
とにもかくにも、滞在許可証は無事更新完了。


2月21日(月)

さあ、滞在許可証が更新できたら、次は労働許可証の更新。
まったく、この繰り返しのなんと、めんどくさいことか!
そんでもって、まったく、待ち時間の長いこと!
今日は、1時間半ちょっと。
ま、こないだの、プレフェクチュールよりは、多少ましだけど…。

本来、労働許可証の更新の場合、必要書類を置いて帰る。
で、1ヶ月後に、書類に問題がなければ、労働許可証が郵送されてくる。
当然、更新は、許可証の切れる1ヶ月前にしないといけない。

が、雇用主が変わらない場合、その場で更新してもらえる。
というか、日にちを書き直して、延長が完了になる場合もある…と言った方がいいかもしれない。
なぜなら、担当者によって違うから。

私の場合、前回、その場で日にちだけ変更して、訂正印をもらって更新できた。
今回、受付で振り分けている人がいない。
掲示通りにするなら、書類を置いて帰って、1ヶ月後の滞在許可証の更新を待つことになる。
が、前回が前回だけに、窓口で更新してもらえる可能性があるので、試してみた。
チケットをとったら、な、なんと50人待ち…。
あっけにとられていると、隣にいた女の子が、『私は、チケットいらないからあげる』と。
20人も前の番号を、ありがた~く頂戴して、後は待つのみ。

やっと自分の番になって、窓口で『更新です』って言うと、『書類を置いて帰ってください』と。
もちろん、そんなんで引き下がれませんがな!
『前回、雇用主が同じだと、その場で更新してもらえたんですけど。今回も同じなんですが…。』
というと、労働許可証を見て、パソコンをはじく。
で、滞在許可証と契約書をささっと見て、契約書に書かれてある期限どおりに書き直してくれた。
が、今回は、前回よりも、さらにびっくり。
前回、手書きで修正した上から、さらに日付を書き直すだけ。
今回は修正印もない…。
こんなの、自分でも出来るじゃないか~!!!
いいのかそれで!
このいい加減な更新は、更新された方も不安なんすけど…。

その場で更新してくれるのと、書類出すのの違いを聞いてみたが、はっきりした答えをもらえず。
ただ、『次は1ヶ月前に書類を置いていくように』とのこと。
なんで、『雇用主が同じでも?』と尋ねると、『仕事を続けたいならね』とのこと。
う~ん、なんか、いい加減だぁ~。
こんなんでいいのか!
きっとは、窓口の人も、はっきり分かってないのねぇ…怖い怖い。
だから、ホント、フランスお得意のCa dependなんだよなぁ。
なにはともあれ、すぐに更新できたからいんだけどさ。
いんだけどさ、相変わらず不思議だぁ~。


2月25日(金)

今週はおかしい、なにせ寒い!
この一週間寒くて、おまけに来週も寒いらしい(TーT)
おまけに、水曜日、この冬初めて、パリで雪が積もった。
といっても、数センチくらいなので、とりあえず交通機関にも大きな影響はなかった。
もちろん、塩(砂利)まきおじさん?が出動して、車道や駅の周りなんかは問題ない。
それでも、大通りを外れると、車道でさえ雪が残って、軽くスリップ。
Peripheriqueでは、やはり大渋滞だそうで、なかなか大変だったらしい。

歩行者にとってみても、歩道に結構雪が残っていて、歩きにくいのなんのって。
おまけに、人の歩いた後の解けかけときたら、滑る滑る。
思わずへっぴり腰で、ぷるぷるしながら歩く状態。
歩くとなると、まったくもって不愉快きわまりない雪も、眺めるのは良い物だ。
学校の隣は、公園になっていて、小さな教会もある。
ほとんど人の歩いていない、一面真っ白な教会と公園は、とっても綺麗。
思わず写真を撮っているクラスメートもいた(笑)。

そろそろ落ち着いてきたので、授業の様子をご紹介。
今回は、男の先生で、この先生の授業も、私は結構気に入っている。

商業フランス語+文法 週 2時間/日×4日(月~目 10~12時)
文学           週 2時間/日×1日(金 10~12時)
フォネティック        隔週 1時間/日×5日(月~金 12時半~1時半)
聴講       週 2時間×2~4日 *自由選択なので、人によって異なる

今回の授業では、ボキャブラリーや、文法なんかでも、ニュアンスの違いの説明が多い。
身に着けた文法等々をベースに、いかにフランス語らしい表現をするかという感じ。
ボキャブラリーの乏しい私には、結構ありがたいのだ。
商業フランス語の日数が多いのも、お気に入りのポイント(笑)。
が、これがSuperieurⅡの授業なんだろうか…と思うことも。
かと思えば、苦手な文学は、初回読んだ時点では、チンプンカンプン。
単語を調べて、説明してもらって、なんとか内容が分かったかも…といった感じ。

それから、前期の先生との大きな違いは、比較的宿題が少ないこと。
宿題がないと、家でやらない私には、あまりよくないかも。
それでも、週末には必ずredactionの宿題があって、添削して、週末前に返してくれる。
1枚程度でいいから、まあ、量的にはたいしたことはない。
それでも、下書きして、接続詞や単語のリピートをチェックして、書き直し。
こういう感じだから、意外と時間がかかる分、ちょっと大変。
だけど、その分、今までのように、適当に書いて終わる…というは卒業できそうだ(笑)。